疾風模型大作戦

主に、完成した模型写真やそれにまつわるメモなどをアーカイブしていくブログです。

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Category: 1/20 ホルニッセ

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【完成】1/20 P.K.41c ホルニッセ block10


2016年4月17日完成
WAVE販売 1/20 P.K.41 ホルニッセです。
これに少し手を加えて『P.K.41c ホルニッセ block10』としました。改修型というイメージですね。
(以後の写真はクリックでちょっと拡大)

HOL_29.jpg
この機体は、ホビージャパン1982年8月号に掲載されたSF3Dの記事にて登場したもので、飛行機のコックピットがパワードスーツとして分離するというコンセプトのデザインです。いまさら言うまでもないですが、SF3D自体は現在「マシーネンクリーガー(Ma.k.)」シリーズとして展開しており年に数回新製品も発売されるという息の長いコンテンツとなっています。

息が長くなった要因のひとつに、定期的に開かれるマシーネン展示会の存在があると思うのですが、その「第10回Ma.k.関東展示会FINAL」への出品用に作成いたしました。展示会では、原作者の横山先生をはじめとして、いろいろな方に見ていただきましたよ。


HOL_27.jpg
自分は第7回から参加させていただいております新参ですが、その時に初めて展示会というものに参加&見学させてもらって以後の模型ライフに大きな影響を受けました。それが第10回という節目を迎えたということもあり、恩返しの意味も含めて原点回帰な気持ちで作成したのがこれであります。

まぁ、なにしろ最初の参加でガルボ・ジックを持ち込むという飛び道具を使いましたので、今回は航空機としてのホルニッセを再定義するくらいの気持ちで挑んでみたのです。シルエットや目立つ意匠を追加することをせず、だれが見ても「ああホルニッセだね」というあたりを着地地点と定めました。まぁそれほど大したことをするわけではありませんが、ホルニッセ自体がそれなりに手数が必要なキットということもあり、結構時間がかかってしまいました。


HOL_36.jpg
大きな工作は、胴体の全長を2㎝ほど延長したことでしょうか。あとは延長部分のディテールも含めて、飛行機らしい意匠をちょこちょこと加えていきます。写真だと、後部スキッドに着陸灯を追加してます。


HOL_34.jpg
胴体を延長した分、間延びした部分にディテールを追加していきました。ギドマックにも使用したビニールコードをそれっぽく配置したり、ガンポッドを足したりしています。キット自体のディテールや複雑な構成はもちろん素晴らしいので、それらを壊さないように気を付けます。いままで作ってきた飛行機模型などを思い出しつつ、なんとなく各パーツの用途を考えながら貼っていくと、説得力が出るかもしれない。


HOL_05.jpg
あとは、エンジン回りを中心に塗り分けを細かくすることでも飛行機らしさが強調されるかなと。ホルニッセの場合4機のロケットモーターで垂直離着陸することを考えると、ヘリコプターのように前屈して飛行するんだろうなとか、PKAのキャリアとしての役割を考えると敵地の制空権を奪取するための対空装備やセンサ類が必要なのではないかとか妄想しつつ、それっぽいディテールを足したりしてみております。

あとは、1/20というスケールを考えて1/72飛行機のパーツをそのまま持ってくるようなことはなるべく避けたりもしました。なるべくですけどね。


HOL_01c.jpg
で、結局元のキットから結局どこをいじったのかをまとめてみました。言われないとわからないところも多いですが、今回は「普通のホルニッセ」が目標なのでそれでよいのです。なーんとなくかっこよい雰囲気が出ればなと。


HOL_01b.jpg
PKAのパイロットは、顔だけレジン製の別売りヘッドを使用。キャノピーの中で葉巻を加えておりますが、火はついていないので大丈夫なんですよ。たぶん口さみしいだけなんでしょう。赤ちゃんか。

PKA本体は、腹部のセンサーを自作したほかは、つま先を分割して可動しそうにしたり、足のすそやキャノピーのふちにリブを追加したりなど、本当に細かいところを足しております。ホルニッセ本体も含めて、立体としての解像度が少しだけ上がらないかなという目論見ですね。


HOL_02.jpg
翼端灯はスケールを考えて大きめにしました。艶消し本体の中で、良いアクセントになってくれます。ガンポッドは小口径ですが、もともと装備されている対地マシンガンが大口径で装備弾数が少ない(のではないかと思う)ので、これでよいのです。


HOL_13b.jpg
あ、細かいですが足からのパイプ基部もプラ棒とかでちょっと変えてあるんですよ。普段は説明しないとわからないようなところに手を入れるのはあんまり好きではないのですが、なにしろ関東展示会もFINALだしいろいろと節目ということでちょっと頑張ってみました。でもこういうのも楽しいですね。


HOL_06.jpg
そういえば、PKAの本体はPINKTANK製のコンバージョンキットを使用しました。発売からずいぶん経過しているしもう売ってないんだろうなーとあきらめてそのまま作っておりましたがそこは大都会東京、なんとか買うことができました。すでに接着整形していたキットのボディをバリバリと砕いて作り直しましたけど、もっと早くお店に行けばよかった。やっぱりキャノピーが透明だと落ち着くなー。


HOL_09.jpg
ロケットモーターの内側は、耐熱セラミックコートということで白く塗って、ススなどの汚れを強めに残します。こういうのはクレオスのウェザリングカラーが良い働きをしてくれますね。

青焼け部分はノズルのふちに向かってシルバーになるようメタルカラーを筆でグラデーション塗装したうえで、エナメルのクリアブルーをこれまた筆で塗りつけて表現しました。タミヤのパステルだと、凸部分しか乗らなかったからなのです。


HOL_10.jpg
胴体下面は水色とアイアンで塗り分け。そもそも下からはノズルの炎が見えるはずなので、青に塗っても空に溶け込むとは思えないんですがまぁ、噴射炎を抑えて飛行するモードとかもあるに違いないと思いつつ塗装をしました。都合の良い時だけ未来設定を持ち出せるのがMa.k.の良いところ。リベットやビスなどはシルバーをちょんちょんと置いてやると良いアクセントになります。

このあたりのエンジン表現は、以前MiG-15を作ったときの経験が役に立ってくれました。こういうところで説得力を出すためにスケールモデルで勉強しているところもありますからね、僕の場合。


HOL_15.jpg
あとは、デカールを貼る位置についても、現用機をいくつか組むうちにそれっぽいところをチョイスできるようになってきた…気がします。まぁ、主に点検ハッチや構造上弱そうだったり危なそうな場所に細かいコーションを貼るくらいでしょうかおおざっぱに言えば。


HOL_11.jpg
そして、金属部分を場所によってシルバーよりだったりゴールドよりだったり、変化をつけて塗っていきます。実在ジェット機でも、エンジン回りはいろいろと表現豊かなパーツ構成やくたびれ具合になっていて見せ場のひとつになっていることが多いので、効果的ですぞ。


HOL_23.jpg
塗装ハゲのチッピングは、スポンジをつかっています。自分が使っているのは台所用の目が粗めのやつ。これを適当な大きさにちぎってから、エナメルのこげ茶(適当に調色すると場所によって色の変化が出てむしろ良い)をつけてから、そのあたりの紙などでふき取ってちょうどいい具合になってから角を中心にポンポンとやっていきました。やりすぎたら溶剤でふき取ればOK。


HOL_18.jpg
今回、飛行機なので控えめにしていますが、本当はそのあたりは気にせずやりすぎても良いんじゃないかと僕は思います。

雑誌などではなにごとも「やりすぎに注意」などと書いてあったりしますが、趣味の模型なんだからやりすぎた方が楽しいに決まっています。楽しいことを楽しいだけやれば良いんです。気に入らなければ拭うなり塗り重ねるなり次に作るときに気を使うなり、なんとでもなりますし、表現はちょっと過剰なくらいが、あとで見てちょうど良いことが多いです。と言ってるわりには無難な感じで地味目にまとまっているあたり言動不一致でかっこわるいぞ俺。


HOL_25.jpg
裏面も、グレー一色よりはずいぶんと表情が出たんじゃないかと思います。せっかく臓物が丸見えな機体なので、ちょっと手間をかけるだけですごく見栄えが良くなる感じです。普通に置くと見えませんけど、今回は飛行状態で固定なのでチラリズムも味わえるという寸法です。


HOL_24.jpg
今回、展示会でちょっと疲れて外でお茶を飲んでいた時に、ちょうど松本州平先生がこのホルニッセについて褒めていただいていたということを聞きまして、その場にいなかったことを後悔するなどという一幕もありました。「飛行機らしく」というのを目指していただけに、州平先生に気に入っていただけたのはむちゃくちゃ嬉しいことです。模型やっててよかったと思える瞬間ですね…。


HOL_31.jpg
それにしても、関東展示会がなければここまで模型を続けていたかどうかわかりませんし、江ノ展の開催側に回るなんてことはとても考えられませんでした。参加人数150名という規模の展示会を開催する苦労は並大抵のことではないと改めて思いますし、それを続けてくれてたスタッフの皆さま、そして素晴らしい作品群を展示する参加者の皆さま、もちろん見学の皆さますべてに感謝です。

ということで、展示会のレポートもしてないくせにこんなところでまとめ的な文章になってしまいましたが、これが正直なところなんだからしょうがない。今年はちょっといろいろあって完成させるペースがたいへん遅くなっていますが、改めて自分と模型との対峙方法について考える良い機会になったんではないかと思いつつ、本日は以上で!

   



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comments
ボクが誘いさえしなければ… 
すげー。こんだけまとめるの中々の時間がかかったでしょうに。でも分かりやすくて面白い!相変わらずアンタ文章ウマいなー。ホルニッセは細かいところまで手が入っていて見応えある作品でした。もうココまでいじってあればキットの作りにくさなんてどっか行ってますな。何気にPKAがしっかり作りこんであってボクは好きです。機内色はたまらん。あの時お茶に誘うのではなかったと今でも後悔しております…ゆるしてヒヤシンス…m(__)m
Re:ボクが誘いさえしなければ… 
いそじマさん、コメントありがとう~。
最近はブログにコメントいただくこともすっかりご無沙汰だったので、うれしさもひとしおですよ。いそじマホルニッセも参考にさせてもらいながら、ちまちまと進めました。しかし、PKA部分に注目するとは、さすがお目が高い! ここは飛行機でいえばコックピットであり機首にあたるので、ちょっと小技を効かせたんですよ~。

タイミングに関してはしょうがないというか、ずっと作品前に立っているわけにはいかないもんね。主に体力的な面で。そういわずに、またお茶しましょう~!
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